「怒り」を手放すには、気づくことから。

9月に入りましたが、まだまだ暑いですね。

涼しくなると疲れを感じやすくなります。そんな日は早く休みましょう。


さて、突然ですが、


◯何で、イライラするのですか?

◯イライラするのはどんな時ですか?


それはたぶん.....

自分の弱点や短所を指摘されたり、愛の無い言動や様子を目の当たりにしたり、思った通りにいかない時ではないでしょうか。



怒りの原因はエゴです。

エゴ=自我=区別性

自分と他社との間にある境界線



ちょっと難しく聞こえますが、

怒りが沸き起こる根底に、否定的感情があるといいます。

その裏にあるものは、満たされない感情です。


では、満たされない感情を埋めて行くには、どうしたらいいか。

これは、かなり根気が要ります。そして、そこに至るまでの過程も関係しています。決してに諦めず、向き合うという信念が必要です。負の感情が深ければ深いほど、時間も労力もかかります。

だからと言って、すぐ諦めたり、目の前の快楽を求め続けると、満たされ無いまま人生が終わります。(次の魂にバトンタッチされます。だから焦る必要は無い!とヨガの賢者たちは伝えています。)でも、できれば今の自分で満足した人生を送りたいですよね。


私たちは、色んな経験を通して、自己を高めていきます。例えば純金は、高温で溶かすことで不純物が取り除かれて、純度が増すそうです。これと同じく、私たちの魂も、様々な経験を通して自己に向き合って行くことで、魂の質(純度)を高めていきます。


だから、魔法のように、いきなり状況が良くなるわけではありません。

今、この一瞬一瞬のあなたの素直な言動、周りと向き合う真摯な姿勢こそが、変化していく唯一の方法だと。


癖はなかなか治りませんが、そんな自分を変えたい!と思ったら、まずは自分の言動を気をつけるところから始めてみましょう。

一つ一つ丁寧に。

焦らず、そして一つ出来たことに喜びを感じながら。






注意)怒りのストッパーが制御できない、家族や周りが恐怖を感じるほどの怒りには、既に脳機能系の病気が隠れている可能性があります。その場合は、心療内科、精神科に相談しましょう。または地域にある支援センターやウィメンズプラザ(東京)などでも相談できます。決して一人で抱えず、話して楽になりましょう!恥ずかしいことではありません。その第一歩が大きな変化につながります。